
企業概要
1951年、印刷会社の姉妹会社として誕生した親和紙器株式会社は、地域の企業に包装資材を届けるところから始まりました。時代の変化とともに扱う商品は多様化し、段ボールや化粧箱、フィルムといった幅広い包装資材を提供する会社へと成長しました。
しかし、長い歴史の中では厳しい時期も経験しました。前社長時代には、袋事業の品質問題や高い原材料ロスにより、「このままでは会社の存続が危うい」という状況にまで追い込まれました。
そんな中、2021年1月に現社長の岡林が就任しました。岡林は山口県岩国市出身。父親が製紙工場に勤めていたことから紙業界に親しみを持ち、1990年にレンゴー株式会社へ入社。入社3年で300人の中でトップセールスマンとなり、その後 20年間の営業マンと10 年間の営業マネージャーを経て、家庭の事情もあり、地元に戻りたいと強く願っていた岡林は、防府工場勤務を経て54歳で親和紙器の社長に就任。「地元に貢献したい」という思いを胸に、会社の再建に挑みます。
まず手をつけたのは、不採算だった袋事業の撤退。顧客への説明、社内調整、事業整理を1年かけて丁寧に実行しました。その結果、就任から2期連続で黒字化を達成。2024年度には「レンゴーグループ業績優秀賞」を受賞するまでにV字回復しました。利益は社員に還元し、若手社員の昇給率は5〜6%、賞与も増額。社員が安心して働ける職場づくりを進めています。
今、親和紙器は「守りの経営」から「攻めの経営」へと舵を切っています。岡林は、自らが営業現場で培った経験と情熱を次世代の営業力強化に注ぎ、地域の企業の課題を解決するパートナーとして存在感を高めています。
「外から見たら地味な会社かもしれません。しかし、中に入れば自由度が高く、挑戦できるフィールドが広がっています。困難を覆し、オセロの黒が白に変わるような達成感を、一緒に味わいましょう。」
この会社が存在する理由は、包装を通じてお客様のビジネスを支え、地域と社会に貢献するためです。そして社長が会社を続ける理由は、この地で働く人々と共に未来をつくりたいから。親和紙器は、挑戦と成長を楽しめる仲間を求めています。
営業
親和紙器株式会社の営業職は、単に箱を売る仕事ではなく、包装資材を通じてお客様のビジネス課題を解決する仕事です。お客様の「物流コストを下げたい」「作業を効率化したい」「環境に配慮したい」「商品の魅力をもっと伝えたい」といった悩みに対し、ダンボールや化粧箱、フィルムなどを組み合わせた最適なパッケージをゼロから企画・提案します。
具体的には、既存のお客様への定期訪問や電話・メールでのヒアリング、新しい案件があれば設計・製造部門と打ち合わせを行い、仕様決定から見積、製造指示、納品まで一貫して担当します。ルート営業が中心ですが、紹介やホームページからの問い合わせ、新規訪問による新しいお客様づくりにもチャレンジします。
私たちがこの事業を行う理由は、包装を通じてお客様のビジネスを支え、社会全体の効率化と環境負荷の低減に貢献するためです。省資源化によるCO₂削減、コストダウン、物流効率化、販売促進などを実現することで、お客様の商品がより多くの人に届き、地域や社会が元気になるお手伝いをしています。
社会貢献
親和紙器株式会社の営業職は、包装を通じてお客様のビジネスと社会全体に貢献する仕事です。
お客様の課題を丁寧にヒアリングし、物流効率化やコスト削減、環境負荷低減、販売促進につながる最適なパッケージを企画・提案。省資源化によるCO₂削減など、持続可能な社会づくりにも貢献しています。
また、V字回復を達成した会社として、利益を社員に還元し、働きやすい環境を整備することで地域の雇用を守り、地元企業の発展を支えています。
「お客様の商品をより多くの人に届ける」「地域産業を元気にする」ことが、この仕事の社会的意義です。
親和紙器のデータ (2025年9月現在)
従業員数
26名
年齢層の割合

男女比
