親和紙器の職場雰囲気

親和紙器株式会社の外観です。

明るく清潔なオフィス。落ち着いて仕事に集中できる職場です。

段ボール工場の様子です。

自動で段ボールを組み立てる機械の作業風景。
親和紙器社員インタビュー

名前:兼田
所属:営業
入社年:2019年(7年目)
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現在担当されている営業の具体的な仕事内容と、その中で最も「面白い」と感じる瞬間や、仕事の醍醐味は何でしょうか?
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私の営業スタイルは、テレアポというよりは、お客様のところへご挨拶に伺う際に新しい会社を見かけたらお声がけしたり、時には飛び込みでお伺いしたりすることが多いです。特に、農家さんや個人で事業をされているお客様を担当することが多く、農作業をされている方へ直接お話を聞きに行くこともあります。
仕事の醍醐味は、お客様との繋がりが広がっていく瞬間です。例えば、農家さんがご自身のデザインしたこだわりの箱で野菜を出荷したい、というご要望に応えると、そこから「友達がこういう物を作っているから行ってみて」と、新しいお客様を紹介してくださることがあります。このように、地域の中での横の繋がりを実感できるのが、この仕事の面白いところですね。
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入社当初と比べて、ご自身が最も成長したと感じる点や、営業として身についたスキルは何ですか? 今後のキャリアで挑戦したいことなどもあれば教えてください。
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入社当時は営業未経験で、前職は飲食業でした。ダンボールの知識も全くない状態からのスタートでしたが、今では問題なく業務をこなせています。入社時には、飲食業のお客様との関わり方と、BtoBの営業としての付き合い方は違うということも教わりました。
現在は、会社の支援を受けて「包装士」という資格の取得に挑戦しています。約1年半にわたる講習を受け、今は合否を待っているところです。このように、未経験からでも専門的な知識やスキルを身につけられる環境があることで、自分自身の成長を実感しています。
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親和紙器株式会社が周南地域に対してどのような貢献をしていると感じますか? また、営業として地域のお客様と関わる中で感じる「地域ならでは」の魅力ややりがいは何でしょうか?
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私たちの営業エリアは山口県東部が中心で、地域に密着しています。農家さんがご自身のデザインしたこだわりの箱で野菜を出荷したい、という地域の農家さんや個人事業主の方々のお手伝いができることに、地域への貢献を実感しています。お客様同士の繋がりも強く、「あそこの農家さんに行ってみて」と紹介していただくことも多く、こうした地域ならではの温かい人間関係の中で仕事ができることに、大きなやりがいと魅力を感じています。
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周南エリア(周南市・下松市・光市)で働くことの魅力や、プライベートと仕事のバランスで感じている良い点を具体的に教えてください。
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周南エリアで働く魅力は、仕事とプライベートのバランスが取りやすい点です。営業職というと残業が多いイメージがあるかもしれませんが、私はほとんど残業がありません。長い日でも1時間半程度、普段は15分から30分くらいで、だいたい17時半には退勤できています。営業先も近隣エリアなので、昼食も一度会社に戻ってゆっくりとることがほとんどです。仕事後の時間を大切にできるのは、このエリアで働く大きな魅力だと感じています。
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最後に、親和紙器株式会社の営業職として働くことに興味を持っている求職者の方へ、メッセージをお願いします。どんな方と一緒に働きたいか、具体的なイメージを交えていただけると嬉しいです。
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営業経験やダンボールの知識がなくても、全く心配いりません。私自身も未経験からのスタートでした。箱の作り方には基本のパターンがあり、それは入社後にしっかりと教えてもらえます。
「営業は話が上手くないと」と思われるかもしれませんが、流暢に話すことよりも、お客様が何を求めているのかをしっかり「聞く」ことの方が大切だと私は考えています。もちろん、人と話すことが極端に苦手だと難しいかもしれませんが、「お客様の要望を形にしたい」というやる気と明るさがあれば大丈夫です。未経験からでも挑戦したいという意欲のある方と、ぜひ一緒に働きたいですね。

名前:土井
所属:営業
入社年:2003年(23年目)
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親和紙器株式会社を選んだ一番の理由は何でしたか?また、23年間もの長きにわたり働き続けられた、その原動力は何だと感じていますか?
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私は転職でこの会社に入社し、今年で23年目になります。前職は化学薬品などを扱う商社で営業をしていましたので、当社のような工場でオーダーメイドの製品を作るメーカーへの転職は、まさに異業種への大きな挑戦でした。それが私の人生のターニングポイントになったと感じています。長く勤められているのは、やはりお客様一人ひとりのご要望に合わせて製品を形にしていく、この仕事ならではの面白さがあるからだと思います。
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営業として日々様々なお客様と接する中で、特に「この仕事をしていて良かった」と感じる瞬間や、心に残るお客様とのエピソードがあれば教えてください。
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お客様との関係で言えば、やはりトラブルが起きてしまった時の対応は非常に重要だと考えています。どれだけ真摯に向き合い、お客様をケアできるか。そうした一つひとつの積み重ねが信頼に繋がっていくのだと思います。具体的なエピソードをお話しするのは難しいですが、誠実な対応がお客様に伝わったと感じる瞬間は、この仕事のやりがいを感じる時ですね。
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23年間もの間には、きっと壁にぶつかったり、悩んだりした経験も少なくないかと思います。特に印象に残っている「大変だったこと」と、それをどのように乗り越え、何を得たのかをお聞かせいただけますか?
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営業という仕事柄、お客様先で予期せぬトラブルが発生することもあります。そうした緊急時にいかに迅速かつ的確に対応できるかが、営業としての腕の見せ所です。大変な場面であることは間違いありませんが、それを乗り越えるたびにお客様との絆が深まり、自分自身の成長にも繋がっていると感じています。
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親和紙器株式会社はどんな社風の会社ですか? 23年という長い期間、共に働く仲間との間で培われた関係性や、助け合いのエピソードなどがあれば教えてください。
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お互いに迷惑をかけないという前提はありますが、基本的には「みんなで助け合う」という文化が根付いている会社です。例えば、お子さんの急な体調不良などで休まなければならない時も、周りがしっかりとフォローします。「どうしても出てきてほしい」なんてことはまずありません。有給休暇も取りやすい環境なので、皆が協力し合いながら働いています。
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23年間のキャリアの中で、営業職としてご自身の成長を最も強く実感したターニングポイントやエピソードはありますか?それはどのような経験でしたか?
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私のキャリアにおける最大のターニングポイントは、23年前に異業種からこの会社に転職したことです。前職は商社で化学薬品などを扱っていましたが、親和紙器は自社工場で段ボールケースを製造するメーカーです。決まった製品を売るのではなく、お客様のご要望に応じてサイズなどを決める完全オーダーメイド。製品カタログが存在しない世界に飛び込んだこの経験が、私の営業としての幅を大きく広げてくれました。
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今後、親和紙器株式会社として、また営業職の土井さん個人として、どのような未来を築いていきたいですか? 新しく挑戦したいことや、目指す姿があれば教えてください。
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当社は創立75年という歴史があるのですが、残念ながら地元である周南エリアでの認知度がまだ低いと感じています。ですから、まずは「ああ、あの会社ね」と皆さんに知っていただけるような存在になることが目標です。そのために、3年ほど前から徳山・下松・光の商工会議所に入会し、会報にチラシを同封したり、新年互礼会に参加したりといった活動も始めています。地域での存在感を高めていきたいですね。
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これから周南エリアで働きたいと考えている方、特に異業種からの転職やU/Iターンを考えている方も多いです。そういった方々に向けて、親和紙器株式会社、そして周南エリアで働くことの魅力についてメッセージをお願いします。
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私自身が異業種からの転職組ですので、新しい挑戦を考えている方を応援したいですね。当社の営業エリアは周南市、柳井市、岩国市あたりが中心で、ほとんど車で回れる距離です。地域に根ざして、じっくりとお客様と向き合えるのがこの仕事の魅力です。大手のように広範囲をカバーするのではなく、地元の企業様と深く関わりたい方には最適な環境だと思います。