TDパワーマテリアルの職場雰囲気

TDパワーマテリアル株式会社の製造拠点です。整った環境と、安定した設備のもとで、最先端のモノづくりに取り組んでいます。地域に根ざし、安心して働ける職場です。
製造オペレーターの社員インタビュー

名前:宮本
所属:製造オペレーター
入社年:2024年(2年目)
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「製造オペレータとしてTDパワーマテリアルを選んだ理由を教えてください。他社ではなく当社を志望したポイントは何でしたか?」
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前職では、半導体関連の仕事に約14年間携わっていましたが、担当していたのは製造工程の一部分だけでした。もっと広い分野の仕事に挑戦したいと思い、同じ半導体業界で転職先を探していたところ、当社の求人に出会いました。前職ではセラミック基板に組み込む部品を作っていたのですが、その“基板そのもの”の製造に強く興味を持ち、これが当社を志望した一番の理由です。
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「入社後の研修やOJTはどのような流れでしたか?実際に機械操作を教わる際、先輩やチームのフォロー体制はどのように整っていましたか?」
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入社後はまず2日間、当社製品や製造工程の全体像を学ぶ研修がありました。その後、各工程を1日ずつ見学し、自分が配属される工程でのOJTが始まります。私の場合はちょうど工場の定期修繕と時期が重なり、通常3ヶ月のOJTが半年に延長され、じっくりと業務を覚えることができました。私が配属された工程では初めての女性社員だったようですが、フォークリフト操作以外の機械操作についても丁寧に教えていただき、安心して業務に取り組める体制が整っていました。
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「入社1年で最も苦労したエピソードは何ですか?作業レベルが上がるまでに直面した壁や、そこからどのように学んだかを具体的に教えてください。」
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OJTの終盤、産休に入る先輩の業務を引き継ぐことになり、それが一番大変でした。それまで自分が担当していた工程とは全く異なる内容だったため、短期間で覚えなければならず、とても苦労しました。現在ではその業務が私のメイン業務となっていますが、当時は本当に必死でした。
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「製造ラインや休憩時間でのコミュニケーションはどんな感じですか?先輩・後輩の関係や、チーム全体として大切にしていることがあれば教えてください。」
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10時と15時の休憩時間は、オフィスの休憩室で過ごすことが多いです。パートさんは女性が多く、休憩中におしゃべりを楽しんだり、時には一緒に飲みに行くこともあります。全体的に和やかな雰囲気で、コミュニケーションが取りやすい職場だと感じています。お昼休みは、休憩室のほか、自分の車の中で過ごすこともでき、自由度があります。
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「製造オペレータとして働く中で、『この瞬間にやりがいを感じる』『この工程が自分の腕の見せどころだ』と感じるポイントはどこですか?」
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前職では比較的時間に余裕がありましたが、今は常にやるべき仕事がある状態で、「しっかり働いている」という実感が持てる点にやりがいを感じます。覚えることが多く最初は大変でしたが、分からなかったことが理解できるようになる過程が楽しく、自分の成長を実感できる瞬間です。
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「セラミック基板の品質を守るため、現場ではどのような注意点やチェック項目がありますか?入社1年目として意識してきた安全・品質管理のポイントは何ですか?」
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私たちが扱うセラミック基板は、微細なゴミの混入も許されないため、日々の清掃を徹底しています。会社全体で「3分間清掃」という取り組みもあり、日常的に衛生管理を意識しています。安全面では「指差し確認」を徹底しており、ミスを防ぎ、正確な作業を行うための大切な習慣となっています。
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「空調完備の職場環境や、実際の残業・有給取得の状況など、働きやすさを実感している点は何ですか?ワークライフバランスについてご自身の体験を交えて教えてください。」
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前職では土曜・祝日も勤務でしたが、現在は土日祝がしっかり休みなので、プライベートの時間を十分に確保できています。有給も取得しやすく、残業も急な依頼がなければほとんどありません。ほぼ毎日定時退社できており、ワークライフバランスがとても取りやすい環境です。
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「これからTDパワーマテリアルの製造オペレータ職を志望する人へ向けて一言アドバイスをお願いします。どんなマインドや準備があると安心してスタートできますか?」
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もし可能であれば、事前に「危険物取扱者乙種4類」の資格を取得しておくことをおすすめします。入社後に推奨される資格で、持っていると業務がスムーズに始めやすいと思います。特に3交代勤務で一人作業を任される可能性がある方には役立つ場面が多いはずです。

名前:安永
所属:製造オペレーター
入社年:2021年(5年目)
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「なぜTDパワーマテリアルに入社しようと思いましたか?」
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私は工業高校の出身で、高校3年生の時に学校に届いた求人票で当社を知り、応募しました。いくつか求人票がある中で、特に当社の内容に興味を持ったことが、入社のきっかけです。
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「4年間で一番むずかしかった仕事や辛かったことは何ですか?」
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一番難しかったのは、機械の定期点検や修理を行う「定修作業」です。特に昨年、新しい工程へ異動して初めて取り組んだ定修では、見慣れない作業ばかりで、分からないことだらけでした。先輩に教えてもらいながら何とか進めましたが、異動して1年ほどしか経っておらず、まるで仕事を一から覚え直すような感覚で、とても大変でした。
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「職場の先輩や後輩とは、どんなふうにコミュニケーションをとっていますか?」
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私はもともと人見知りな性格ですが、職場の皆さんはとても話しやすい方ばかりです。入社したばかりの頃も、先輩たちが積極的に話しかけてくれたので、とても助かりました。今では後輩もでき、年齢の近い先輩も多いので、良い関係が築けていると思います。
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「仕事をしていて『楽しい』『やりがいを感じる』瞬間はどんなときですか?」
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自分が担当している工程で、不良品を出さずに製品を完璧に仕上げられた時に、やりがいを感じます。「よっしゃ!」という気持ちになりますね。言葉で表現するのは少し難しいですが、製品を正しく作れた時の達成感は本当に大きいです。
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「作業中に気をつけている安全面や品質チェックのポイントを教えてください。」
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多くの機械が稼働している現場なので、挟まれたり巻き込まれたりする事故を防ぐために、常に注意を払っています。特に、作業服の袖が機械に巻き込まれないよう、服装にも気を配りながら、一つひとつの動作をしっかり確認して作業するよう心がけています。
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「忙しいときや疲れているとき、どのようにリフレッシュしていますか?」
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休みの日は、友達と遊んだり出かけたりしてリフレッシュしています。甘いものが大好きなので、食べに行くこともよくあります。交代勤務をしている友達もいるので、休みが合う時に一緒に過ごせるのが、いい気分転換になっています。
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「入社1年目と比べて、会社や現場の雰囲気は変わりましたか?」
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会社や現場の雰囲気そのものが変わったというよりは、自分自身の感じ方が変わったと思います。入社当時は18歳で、人見知りの性格もあり、年上の方たちとうまくやっていけるか不安でしたが、先輩たちが気さくに声をかけてくれたおかげで、少しずつ職場に慣れていくことができました。
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「製造オペレータを目指す人に向けて、知っておいてほしいことや心構えを教えてください。」
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製造オペレーターの仕事は、配属される工程によっては力仕事があったり、作業エリアを頻繁に移動することもあります。また、パソコンを使う業務も多いため、基本的な操作ができると入社後の仕事がスムーズに進むと思います。