
企業概要
私たち株式会社トモタは、自動車学校、クレーン教習所、そして警備事業を三本柱とし、約60年にわたり地域の安全と人々の暮らしを支えてまいりました。私たちが何よりも大切にしているのは、会社の規模ではなく、「全員が家族である」という温かい一体感です。
私が会社を引き継いだのは、約20年前。先代である父が突然経営の一線を退いたことがきっかけでした。それまで私はグループ内の別会社におり、自動車学校や警備の事業には一切ノータッチ。社員との面識もほとんどない中、ある日突然、全ての経営を任されることになりました。業界のことは何も分からず、最初の5年間は、まさに「雪の上をノーマルタイヤで走る」ような暗中模索の日々でした。
転機となったのは、全国の自動車学校経営者が集まる勉強会への参加です。同じ悩みを持つ他県の仲間たちと情報交換を重ね、経営について猛勉強しました。そこで得た知識と繋がりが、少しずつ私を経営者として育ててくれたのです。
今、自動車学校業界は「少子化」という大きな課題に直面しています。しかし、免許取得者というパイが減るなら、私たちは自動車学校が持つリソースを活かして、新しい仕事を創り出せばいいと考えています。高齢者講習や、今後は外国人向けの免許切り替えサポートなど、時代の変化にしなやかに対応し続けます。
私たちの目指す「家族みたいな経営」は、日々の文化にも表れています。「同じ釜の飯を食う」という言葉通り、昼食の弁当を会社で提供したり、今では珍しくなった社員旅行や花見、忘年会も続けたりしています。仕事以外の場でこそ生まれる一体感が、チームワークの源になると信じているからです。
社員には「失敗を恐れず自由にやりなさい。嘘をつかず、隠し事をしなければ、会社が全部助ける」と伝えています。私たちが求めるのは、特別なスキルよりも、「誠実であること」、そして「長く一緒に働いてくれること」。一度仲間に加わったらずっと大切にしたい。そんな思いで、皆さんをお待ちしています。
クレーン教習指導員
株式会社トモタは、クレーンやフォークリフトなどの重機を安全に操作できる人材を育成する教習事業を行っています。建設や物流の現場では、深刻な人手不足とともに、操作ミスや安全意識の低下による労働災害が社会問題となっています。私たちはその課題を、「安全に働ける技術を持つ人を育てる」ことで解決しています。
クレーン教習指導員の役割は、単に資格取得を支援するだけではありません。受講生が現場で安全に作業できるよう、技術と安全意識の両方を身につけてもらうことが目的です。実技では実際の重機を使い、操作の基本から安全確認の重要性まで丁寧に指導します。学科では、機械構造や法令、安全基準などをわかりやすく教え、事故を防ぐための正しい知識を伝えます。
この事業を通じてトモタが提供しているのは「命を守る教育」です。どんなに優れた設備や機械があっても、それを扱う人の安全意識がなければ、現場の安心は守れません。だからこそ私たちは、地域の産業を支え、働く人の安全を守るために、教育の力で社会に貢献しています。
クレーン教習指導員は、「教えること」で人の成長を支え、「育てること」で地域の安全と産業を守る、まさに“安全教育のプロフェッショナル”です。
社会貢献
株式会社トモタのクレーン教習指導員の仕事は、地域社会への大きな貢献につながっています。
この仕事は、単に資格取得をサポートするだけでなく、「安全に働ける人材を育てる」ことで労働災害を防ぎ、地域の産業を支える重要な役割を担っています。
建設・物流・製造など、社会インフラを支える現場では、重機の安全な操作が欠かせません。指導員の教育を受けた受講生が、現場で安全に作業を行うことで、事故を未然に防ぎ、多くの命と地域の経済活動を守ることにつながります。
つまり、トモタの教習事業は、「安全文化を広げ、地域社会の安心と発展を支える」社会貢献型の仕事です。
トモタ(グループ計)のデータ(2025年10月現在)
従業員数
95名
年齢層の割合

男女比
