南陽自動車学校の職場雰囲気

南陽自動車学校の外観です。

教習生に寄り添い、安心を届ける指導風景です。
自動車教習指導員インタビュー

名前:市村
所属:自動車教習指導員
入社年:2016年(10年目)
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2016年に入社されてから現在まで、教習指導員として日々どんな役割を担っているのか、まずは簡単に教えてください。
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入社して10年になります。現在は、バスやタクシーといった「第二種免許」以外の、ほぼ全ての車種の教習を担当しています。普通車や二輪車はもちろん、大型トラックやけん引などの指導も行っています。以前は学科教習も担当していましたが、今はオンライン化が進み、主に技能教習を中心に教習生と向き合っています。
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数ある自動車学校の中で、なぜ南陽自動車学校を選び、今も働き続けているのですか?決め手になった点を具体的に教えてください。
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一番の理由は「休みの取りやすさ」です。旅行が趣味なのですが、事前に申請すれば有給休暇を自由に取得でき、有給消化率もほぼ100%。プライベートも大切にできる職場です。
さらに、私自身が免許を取ったのがこの南陽自動車学校で、そのときの印象がとても良かったんです。教習生として感じた「ここで学べて良かった」という気持ちが、今は働く側としての原動力になっています。
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周南エリアで働くことにこだわりがありますか?暮らしや人の魅力、仕事との相性など、実感ベースで教えてください。
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特別に「この地域で働きたい」と思っていたわけではありませんが、地元(熊毛)から近く通いやすいこと、そして仕事面での安定性が大きな理由です。周南エリアは工場や物流関連企業が多く、トラック免許などのニーズが常にあります。地域全体に教習の需要が安定してあることは、働く上での安心感にもつながっていますね。
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教習生の成長や卒業の瞬間など、仕事のやりがいを強く実感した出来事を1つ挙げて、当時の状況や気持ちを教えてください。
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自分の伝えた言葉や例えが教習生に「わかった!」と響いた瞬間が一番嬉しいですね。
ただ指示を出すだけでなく、心から理解してもらえた手応えがある時に、やりがいを感じます。
特に意識しているのは、まず相手の良いところを見つけて褒めること。そうすることで自然と信頼関係が生まれ、アドバイスも素直に受け入れてもらえます。この「人と人との関係づくり」が、指導員としての醍醐味ですね。
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逆に、指導の現場で「正直きつかった」場面と、それをどう乗り越えたのか(ご自身の工夫やチームの支え)を教えてください。
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やはり、自分の伝え方がうまく伝わらず、教習生に理解してもらえなかった時はつらいです。
一度でも「この人の教え方は合わない」と思われてしまうと、信頼を取り戻すのは簡単ではありません。そこで私は、教習中は必要以上に話しすぎないよう心がけています。運転に集中できる空気をつくり、信号待ちの時などに軽く会話を交える程度にしています。相手に合わせたコミュニケーションが大切ですね。
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2016年の入社当時と今で、指導のスタイルや仕事観はどう変化しましたか?きっかけになった経験もあれば教えてください。
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入社当初は「限られた時間の中で全部教えなければ」と焦って、一方的に話してしまうことも多かったです。今は「教えすぎないこと」も大切だと感じています。運転は経験の中で自ら気づく部分が多いので、私は足りない部分を少し補うくらいのイメージで指導しています。
この考え方に変わってから、教習生の理解度も上がり、指導の手応えをより感じられるようになりました。
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現場のチームワークや先輩・上司の関わり方、評価・フィードバックの受け方について、日常のやり取りを交えて教えてください。
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職場の雰囲気はとても穏やかです。昔ながらの厳しい上下関係はなく、相談もしやすい環境ですね。
お互いに干渉しすぎず、でも困った時にはすぐ助け合える。そうした「ちょうど良い距離感」で仕事ができています。
業務連絡や情報共有もしっかりしているので、不安を感じることはほとんどありません。
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これから応募を考えるU/Iターン・未経験の方に向けて、「この仕事に向いている人」と「入社前に知っておくと良いこと」を一言ずつお願いします。
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この仕事に向いている人
明るく、前向きな人が向いていると思います。車が特別好きでなくても大丈夫。人の成長を支えることにやりがいを感じられる方にピッタリです。
入社前に知っておくと良いこと
勤務時間が長い日もありますが、毎日ではありません。土日は早く終わるので、しっかりメリハリをつけて働けますよ。